旋回ドライブの構造

旋回ベアリング
一般的に、単列ボールタイプのベアリング構造となっています。外輪には直接ギア(ウォームホイールまたはヘリカルギア)が加工されています。
内輪は通常ハウジングに固定されており、旋回装置の取付構造と一体化して使用されます。
ウォームシャフト
ウォーム付きのシャフトが入力軸となり、ウォームホイール(またはヘリカルギア)との減速比によって、トルクを増幅し、旋回ドライブにかかる荷重(積載物など)を旋回させることができます。
ハウジング
すべてのギアとベアリングを構造的に固定し、外部環境から保護する鋳物製の筐体です。
オイルシール
ギアとベアリングの潤滑剤をハウジング内に保持し、外部からの粉塵や異物が旋回ドライブ内に侵入するのを防ぐためのシール要素が設けられています。
モーター
ウォームシャフトへの動力入力を担います。エンドカップ部にはモーターの取付加工を施すことで、直接取り付けできます。また、モーターを使用せず、ハンドルを用いた手動操作でも使用可能です。
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